ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

つい40年前まで使われた井戸

2015.10.2 
船は本当にあっという間で竹富島へ到着。
乗り込んだ送迎車でほんの数分…
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「丸八」さんでチャリを借ります。
1番手前の茶色のカゴのチャリを
お借りしましたよ。

1時間\300だったっけかな??
でも、オレはアシスト付きを借り、
1時間\500でした。

少しでも早く回れるように…と
アシスト付きにしたのだが、
普通のチャリで十分だった気がする(笑)

昨日作戦を練って
竹富島のルートを記入した
お手製の「マイマップ」を取り出し、
最後の観光のスタート。

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レンタサイクル店の直ぐ向かいにある御嶽。
「東パイザーシ御嶽(あいぱいざーしおん)」
この島では東を「あい」と読むのですね。

そういえば…
沖縄本島では御嶽を「うたき」と言いますが、
島によって良い方が違うらしい。

大まかに
八重山地方では「おん」と言い
宮古地方では「すく」と言うらしいです。

また、沖縄では理想郷と称される場所を
ニライカナイ」とよんでいますが…

今回巡った波照間だったか…?
鳩間島だったか…?
「ネーラケーラ」と記載した物を見かけた。

同じ沖縄県でも、
島によって言い方が違うんですね。
いらっしゃいという意味の
「めんそーれ」も、
八重山地方では
「おーりとーり」でしたね。

地方の方言って良いですね(^v^)

話が反れましたが…
この東パイザーシ御嶽には
竹富島の人々の生活を守る神様が住むと
信じられており、
島をつくり、島を育てる神様が
祀られているのだそうだ。

なにはともあれ、
最初にお目にかかった御嶽です。
島の神様にはきちんと御挨拶を…。

「短い時間ですが…お邪魔いたしまーす」

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赤瓦が冴える竹富小学校

どーしてなのか自分でも不思議だが、
小さな島の学校って気になってしまいます。
島の雰囲気が出ていて、
格好いい小学校ですね。

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「仲筋井戸(ナージカー)」

昔…村を建てた神が飼っていた犬が
干ばつ中に尾っぽを濡らしていたことで
発見された…と言われる井戸。

なんだか以前記事ににした
沖縄本島伊計島の「犬名河(インナガー)」と
同じ内容の言い伝えですね。

このナージカーは
今から約40年近く前に
石垣島からの海底送水が引かれるまで、
貴重な飲料水として利用されていたそう。

今も中には水が溜まっていたが
涸れてはいないのかな??

沖縄はどこへ訪れても
「水」に苦労したことを知らされる。

蛇口を捻って出てくる水…
当たり前な日常だと思い生活しているが
この場所では
「命の水」だったんですよね…。

☀ 海亀好きの航路より ☀