2018.5.30 10:30
知床峠に来て
羅臼岳に感動しただけではありません。
わかりますか?
薄っすらとした雲海から
はっきりと確認できる横長の島…
北方四島のひとつ
『国後島(くなしりとう)』
こんなに近いんだ!! (@_@;)!
北海道もそうですが、
先住民アイヌ人は
北方四島でも暮らしていた。
第二次世界大戦後、
(現在はロシア)
現在に至るまで…
日本は領土の返還を訴え続けている。
戦後、
日本人は北海道本土へ強制送還された…
戦争が起こっていなかったら、
多様な民族同士が混在する島で
今とは違った島になっていたのかな??
沖縄では
米軍基地問題や
米軍の日本人に対する暴力などで
不穏な空気が流れる様子が
テレビで放送されるのを良く観ます。
でも、
北海道の人々も
ロシアを相手に
領土問題を抱えているんですよね。
でも…
沖縄ほど
ニュースなどで取り上げられないのは
何故なんだろう??
きちんと勉強をしてこなかったので、
「北方領土」と聞いたり
実際に目にしても、
自分達の国の領土だ!
返してくれ!!
…という認識が浅く、
まるで外国を眺めている感覚だった。
今から70年ほど前までは
7300人強の日本人が
国後島で暮らしていたという。
この場所から国後島は
距離にしてたったの18㎞…
昔、国後島で暮らしていた
日本人の方々が、
自分の親族の墓参りに行きたくても…
自分の暮らした故郷に行きたくても…
今は外国の領土とされているため
容易く行くこともできない。
近くて遠い場所…
ということなんですね(-_-;)
因みに今回の旅…
計画している段階では
羅臼町へも訪れてみたいと思っていた。
しかし、
色々と悩んだ末に
今回は羅臼町を諦めたんです。
けど!!
この知床峠のパーキング…
峠に到着し
パーキングエリアの中間に建てられた
この看板が!!!
(反対側から撮影)
跨いでおりました(笑)
雄大な景色を望みながら
ちょこっとだけ羅臼にも
旅に来られた…ってことで^_^;
自分の乗って来たバス…
やっぱり目立つ色だな~(^。^)
☆☆ チュプカムィの航路より ☆☆