ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

地上戦でのリアルな臨終

2018.9.28   10:40


対馬記念館を後にし
再び県庁前駅へ向かった。


久茂地の交差点で信号待ちをしていると…



(@_@;)!?


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(笑)(笑)(笑)


レンタルカートの愉快な3人組!
マリオとクッパも信号右折待ちだった(笑)

このカートの勝負は
誰が制したのだろう…(^_^;)

このレンタルカート…
色々と問題もあるようですが、
さすが沖縄ですね。



少しずつ空模様も怪しくなってきたが、
明日(9/29)は完全に暴風域に飲まれるので
ホテルから出られないだろう…

まだ交通網が機能しているうちに
もう一つ観光をしてみよう!!


バスに乗車し向かったのは…


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『旧海軍司令部壕』



戦跡・史跡に興味があるので
ここも以前から来てみたかった場所。


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地下壕へ入る前に
ビデオ映像を観いった…

死体が転がる生々しい映像や
捕えられた子供が震えている映像…

平和ボケした今の人が観ると
とても残酷な映像だが、
これが戦時中の現実であり
当時起こった戦争の記録。



激しい地上戦が繰り広げられた沖縄…

アメリカ軍が沖縄本島に上陸し
日本軍を始め一般市民は島の南へ南へと
逃れていった…。

海軍部隊は
喜屋武半島(きゃんはんとう)への移動時に
海軍砲や重機関銃などを破壊したため、

米軍に応戦した時には
小銃のほかには
手製の武器しかなかった…。


鉄道のレールで槍を作り
設営隊員に持たせたり、

250キロの火薬で
榴弾爆雷を製造して
斬込隊の肉弾攻撃に用いた…。


死を覚悟して
敵に近付く部隊か…(-_-;)

中には
火薬を体に巻きつけて
敵の中に飛び込んでいった人も
いたんですよね…



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(海軍部隊が使用していた武器)


手製の槍(やり)と銃剣…


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木の棒に剣を縛っただけの
こんな武器で
アメリカと戦っていたなんて…



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占領された読谷(よみたん)飛行場に
強行着陸をし、
一時的に敵軍の機能をマヒさせる被害を与え
戦死した義烈空挺隊員…


爆雷を肩に戦車に迫り
射殺された少年兵…


コンクリートブロックの重石を
腰にしばりつけた特攻機パイロット…



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兵士以外にも
小さな子供も地獄を見た…


僕が一番切なさを感じさせられたのは…


イメージ 9


この1枚。


逃げ遅れて路上で射殺されたオバァ(T_T)



恐怖の末に
殺される…


こういう場所の資料や画像って
「うわぁ…」って
目を背ける人も多いことでしょう…。

でも、
戦争は
こういうことになるんだ!

…って
戦争を知らない人こそ
しっかり向き合うべきですよね。


学校の教科書に載った紙切れなんかで
本当の凄まじさなんて解らないと思う。



海軍壕へ続く…


☆☆ 海亀好きの航路より ☆☆