ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

琉球開闢神のお墓

H27.12.4    10:45

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昔、オレが憧れた姿…
あの船は何の漁舟なのだろう??

海の男…
格好いいよね~。

ここは海中道路から
最初に渡れる小さな島。

沖縄では「斎場御嶽」という
世界遺産の観光名所があります。
その斎場御嶽内の
「三庫理(さんぐーい)」という場所から
神の島と称される久高島(くだかじま)を
望むことができますが…

いやいや…
この小さな島も
「神の島」と頑張っているんですよ。

やってきたのは
浜比嘉島(はまひがじま)。
この小さな島には2つの集落があります。
浜集落と比嘉集落…。

沖縄には
「神聖な場所」と言われる場所が多い。
色々な言われがありますが、
琉球開闢神のアマミキヨ
久高島に降り立ち、
その後に浜比嘉島に移り住んだ…

という神話がございます。

島には「シルミチュー霊場」という
これまたビビっとくるものを感じる場所や
「アマミチューの墓」なる場所が存在。

それから…琉球の戦国時代と言われる
「三山(さんざん)時代」の伝説で…

戦いに敗れた南山(なんざん)の平良忠臣と
その陣営が海を渡り身を隠したとされる
場所もあります。

その場所で、
敵陣が海を渡れないように
海が時化ることを祈った…
ということから、
今でも旧暦のある日に
「シヌグ祭り」という伝統が残る。

島全体がパワースポット
…なんて言われている島なんです。

ちょいと離れた場所に駐車し、
「アマミチューの墓」から見学。
普通の通りっぱたに
こんな神聖なものがあるなんて…。

アーバスが止まり、
観光客も訪れていました。

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急に太陽が照り、
海面がキラキラ光ります(*^。^*)

陽が照ると
海の表情がコロっと変わる。

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アマミチューの墓から
海中道路で渡れる別の島を観る…

右手前の細い道を進むと…
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ぐるっと回り込んだ場所に
東(あがり)の方向へ向かって
イビがございましたよ。

イメージ 5

大変失礼ながら…
至近距離で画像を頂戴いたしました。

岩の隙間に
墓を建造したのか??

香炉があり、
お線香を焚いた痕跡がある。
信仰深い島の人が、
きちんと手を合わせに来ているのだな。

カメラを降ろし、
外者のオレだけど…
ちゃんと手を合わせて来ました。

★ 海亀好きの航路より ★