ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

陸の孤島と言われた住人達の「アララガマ精神」

2017.6.1    10:40


誰が名付けたのか??

マボロシビーチ」と
呼ばれている(…だろう場所)浜で
ブリーフパンツ一丁で海を泳いだ快感…

クセになりそう(笑)


沖縄県の島へ訪れては…
海で好き勝手に遊んでいるが、
常々感じる体力の衰え(;一_一)

泳いでいる時は楽しさに夢中だが、
陸にあがると
体のシンドさを重々感じる。

あまり
泳げなくなってきたな~(;一_一)


んじゃ、
そろそろ行くかな!


イメージ 1

『島尻漁港』へ、
やって参りました。

俺が暮らす地元には
海も無いし、もちろん漁港も無い…

船を見るだけでも
憧れるような眼差し(*^。^*)


イメージ 2


漁港の側に何かがあるそうだ…

なんだ???

『島尻断層崖と海食台』

地質については全く無知な俺ですが、
画像奥に見える断層が
市の天然記念物になっているそうだ。

イメージ 3


崖下には細い遊歩道があり、
間近で断層崖を見ることができそう。

過去にクジラの頭部やサメの歯の
化石が発見されたという。

今回は時間が無く
遠目から眺めて終わりました…。


ある資料で知ったのですが…

この辺りの島尻集落は、
俺が産まれた頃(昭和54年頃)まで
陸の孤島」と言われるほど
とぉ~っても不便な場所
だったらしい。

道が整備される近年まで、
集落から県道へ繋がる道は
狭い山道しかなかった…

集落の殆どの住人は
物資を購入するために
市街地までの約8.5㌔を
徒歩で往復していたのだそうです。


戦後間もない頃に
島尻地区に購買店が設立され、

貧しい時代だった当時は
購買店に「掛け帳」があり、
サイン1つで欲しいものが手に入る…
というシステムで
住人は食いつないでいた。

掛け売りの代金は年に2度、
各家から男性が参加して
グループを作り各家に回って
集金をしていた…。


『アララガマ精神』

負けじ魂…
という意味だそうですが、

島尻集落の住人が
伝統文化である「パーントゥ」、
マングローブ林など…

地域の特性を生かして
里づくりに力を入れてきたから

今現在、
俺みたいな観光客が
こうやって容易く訪れることが
出来るようになったんですね。

凄い精神だ!! (*^。^*)


2日前とこの日にやって来たが、
この島尻・狩俣地区の雰囲気…
俺は大好きです。

山の無い平坦な地形と言われる
宮古島ですが、
低い丘程度の丘陵はあります。

島尻地区は、
海も丘もあり…
畑の土の匂いもする。

一応…
地下水も!

こういう自然いっぱいの場所、
ホントに落ち着きます。


☆☆ 海亀好きの航路より ☆☆