ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

「キンタン・カムイ・トー」

2019.6.18    11:00

 

「神の子池」を後にし、

次に向かったのは…

 

11㌔ほど離れた場所にある

『裏摩周展望台』

 

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北海道東部、

阿寒摩周国立公園内に位置し

日本では最も、

世界ではバイカル湖についで2番目に

透明度の高い湖。

 

2001年には北海道遺産に選定されたという。

 

アイヌ語では

「キンタン・カムイ・トー」

(山の神の湖)

…というらしい。

 

霧の摩周湖

…と云われているが、

 

太平洋を北上する暖かく湿った空気が

北海道沿岸で急激に冷やされることで

濃い霧が発生するのだそう。

 

濃霧の際には上から湖面は見えないことから、

霧に乗じてマスの密猟が

行われていたこともあったそうだ。

 

歌手:布施明さんのヒット曲にも

霧の摩周湖」という曲があり、

摩周湖は霧ばかりのイメージだったのですがね…

 

 

いざ来てみりゃ~

 

 

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この快晴っぷり(*^。^*)

 

摩周ブルーと色とりどりの若葉の緑が

一望できました!!

 

湖の中央に位置する

ポツンと小さな小島

「カムイシュ島(中島)」

 

この小島にまつわる伝承があるそうだ…

 

アイヌの集落同士が争い、

 敗れた集落の老婆と孫は

 命からがら逃げた…。

 道中孫とはぐれてしまった老婆は

 孫を探しながらさ迷い

 来る日も来る日も孫を待ち続け

 とうとうカムイシュ島になった。

 

 摩周湖に誰かが近づくと

 老婆は孫が現れたかと喜び

 嬉し涙を流す

 

 この涙が雨であり

 霧であり吹雪なのである」

 

(※Wikipediaより)

 

アイヌ語は文字がないため

伝説は口伝で伝えられてきたのだそう。

 

 

昨年は悪天候

訪れることを断念した場所…

今回、天気に恵まれて

素晴らしい景色を観ることができました。

 

チュプの神よぉ~

感謝 感謝でございます!!

 

 

☆☆ チュプカムイの航路より ☆☆