ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

竹富島の重要な御嶽「ムーヤマ」

2015.10.2
竹富島の「御嶽(オン)」

たった2時間足らずの島散策でしたが、
幾つかの御嶽を回りました。
巡った御嶽は数か所程度…

でも、
竹富島には驚く数の御嶽があったんです。

ボクが何となく調べたものなので、
定かではありませんが…

沖縄本土の神社にあたる拝所のことを
「御嶽(ウタキ)」と言うが、

竹富島ではその拝所を…
オン(御嶽)・ヤマ(山)
ムル(社)・タキ(嶽)
などと呼ぶそうです。

竹富島の拝所は86か所、
その内、御嶽と呼ばれるものは24か所。
小さな島内なのに、
神聖な場所がそんなにあったとは(@_@;)

数多くの拝所の中で最も重要な拝所は
「島の開祖」と言われる6人の神が
祀られている御嶽だそうです。

これらの重要な6ヶ所の御嶽を
「六山(ムーヤマ)」っていうらしい。

イメージ 1
そのムーヤマの中の1つ…
「玻座間御嶽(ウーリャオン)」
この字でこうは読めないですよね(~_~メ)

イメージ 2
玻座間御嶽には「粟の神」が祀られています。

それからもう1つ…
イメージ 3
以前の記事にも載せた
「仲筋御嶽(ナージオン)」
ここには「麦の神」が祀られています。

ムーヤマの御嶽はこの2ヶ所しか
巡ることができませんでしたが、
この他に…
「幸本御嶽(コントゥオン)」…大豆・小豆の神
「久間原御嶽(クマーラオン)」…山の神
「花城御嶽(ハナックオン)」…海の神
「波利若御嶽(バイヤーオン)」…雨の神

が、それぞれ祀られているのですって。

それにしても…
感じの読み方が不思議すぎて
全く読めません(>_<)

各御嶽の名前は数百年も前の
当時の村の名前なんでしょうね。

島で人が暮らすために必須だった穀類、
その穀類を育てるために必要だった水、
水を生む山や、島ならではの海…
繋がりのあるものばかり。

今、竹富島が成り立っているのは
この大昔の神たちの御尽力のおかげ…
っていうことなんですね(^◇^)

信仰深くもなるわけだ!

つづく…

☀ 海亀好きの航路より ☀