ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

ブサードーは菩薩堂の方言かな?

H28.5.31    11:30

県道242沿いには
地味ながらもあちこちに見どころがある。

イメージ 1

「天后宮(てんこうぐう)」
県の有形文化財に指定された建造物。

1756年に王の冊封のために来琉した
冊封使一行が真謝泊港外で台風で座礁
宇根の住民らによって
200人余りの一行全員を無事に救助し、
冊封の儀式を行うことができた…。

感謝の上、進言により
1759年に
この天后宮が建てられたそうだ。

この宮は
ブサードー(菩薩堂)と呼ばれ、
本瓦葺きの建物。

イメージ 2

非常に歴史を感じる建物です。

イメージ 3

室内正面に仏壇を設け
厨子を安置している。
厨子…仏像や舎利容器

中央に天妃(てんぴ)像、
左右に千里眼・順風耳の二神が
配されていたが、
いずれも破損したらしい。

画像に写るのは
代わりに作られた神様なのかな…。


県道89には
久米島の観光案内に記載されている
「真謝のチュラ福木」があr。

県道の中央線に
フキギの木が立ち
並木道となっているのだが、
車やバイクで通ると一瞬で通過(笑)

もちろん画像に写すわけでもない
フクギという木の暴風林です。

沖縄本島備瀬にある
備瀬のフクギのほうが
見ごたえがあります。
フクギの防風林に囲まれた集落は
本島の備瀬意外に
それを超えるような
場所はないでしょうね。

☀ 海亀好きの航路より ☀