H28.5.31 11:40
次はまたまた近くの建造物へ…
「仲里間切藏元跡・石牆」
(なかざとまぎりくらもとあと・せきしょう)
藏元とは、昔のお役所のことです。
琉球王朝時代、ここは役所があった場所。
ここに藏元が建っていたんですね…
この藏元の跡地は沖縄県指定史跡。
今では草の生える
小さな広場のようですが、
この隣は小学校です。
石牆のアーチを抜けると…
小学校の校庭です。
別のもう1か所のアーチの先は校舎。
この石牆は
国が指定する重要文化財の建造物。
貴重な建造物を毎日感じながら
学校生活を送っているんですね。
石牆の内側には
竹ぼうきやチリトリなどの
掃除用具が置いてありました。
隣の小学生が当番制で
この藏元跡内を
お掃除しているのでしょうね。
この石牆…
すべて珊瑚石灰岩でできており、
高さ3mほどもあります。
正面の通用口周辺は角ばった四角い石、
「切石積み」というらしい…
通用口周辺から離れるにつれ
石も形が丸いものになっている。
「あいかた積み」
…っていうらしいです。
この石牆は1763年に建てられたもので、
250年余りの年月が
経過しているんですね。
何だかここの隣の小学生が
羨ましいと思う。