ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

過去の思い出に浸った待ち時間

2016.10.18    13:15

おさかな市場を後に
またまた歩くこと20分ほど…
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一本道だった駅までの道は
結構距離があったな~(^_^;)

やっと着いた「那珂港駅」

駅舎へ入り
列車の時刻表を見ると…

なんと! (;一_一)

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さっき出ちゃったばかりなのね…

列車が来る頃にならないと
改札の中には入れないようだ。

次の列車まで30分もある(笑)
どーしよーかな~

ま、ここで悩んでも仕方が無い。
のんびり待つしかないな(*^。^*)

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「勝田(かつた)駅」から
「阿字ヶ浦(あじがうら)駅」
を結ぶローカル線。

駅名の文字は
各駅の名物や特徴などを示していて
面白いんですよ。

今俺が居る「那珂港駅」は…
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近くの「反射炉」と
車庫側に置かれた
日本初の「ステンレス製気動車」、
そしてシンボルの駅猫「おさむ」
…が、デザインされています。

実は俺…高校卒業後、
初めての就職先が
このひたちなか市にある
日立工機株式会社」です。

何の知識も技術もない高卒のガキが
こんな大企業に就職出来たのは
高校時代に所属していた
部活のおかげ…。

実業団に入ることができ、
日立工機に入社できたのであります。

今は取り壊されてしまったようだが、
海浜鉄道「金上(かねあげ)駅」
の近くで、
寮生活を送った思い出深い街。

一時俺は
ひたちなか市民だったわけです。

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日工前(にっこうまえ)駅」は…
日立工機へ出勤する社員が利用する駅。

電動工具やプリンターの
設計・製作・販売などを手掛ける会社で、
工場で使われる歯車や、電動ドリル、
電動ノコギリがデザインされている。

この「日工前駅」…
かつては幽霊駅と呼ばれていました。

元々は日立工機従業員専用駅だった頃、
停車する列車は朝・夕の1本ずつの
1往復のみに限られ、
他の駅の時刻表・運賃表などにも
日工前駅の記載がされていなかった…

現在は全列車が停車し、
市民の通勤・通学の足となっている。

自分が所属していた過去の会社ですが、
今思えばホントに大きな会社でした。

敷地内の別の部署へ用事がある時は
自転車で移動…(~_~;)
部署の数も細かく枝分かれしていて
その分「部長」「課長」の数が
多すぎて大変だったなぁ~。

社内特有の部長・課長表記があり、
社内回覧の書類なんかも
その表記で配布されたりしてた…

今回のお散歩に選んだ
自分自身が
社会人となった玄関口の街。

今では
当時を懐かしむことができる。

何するわけではないが、
来てみて良かった…(*^。^*)

列車を待つ間、
約20年も前のことを
色々思い出したりしていた。

☆☆ 海亀好きの航路より ☆☆