2016.11.8
「諏訪原城跡」散策の続き…
ゴリ君にいざなわれ、
お堀脇の細道を抜けると…
墓石には
「武田方 当城主 今福淨閑戦死墓塚」
と刻まれていた。
織田・徳川家の連合軍に
攻め落とされたこの諏訪原城…
戦死した武将(城主)の墓。
茶畑の脇には
武家屋敷跡がある。
見るからに
ただの雑木林だが、
よく見ると足元には石積みの痕跡。
この諏訪原城跡は
戦国時代の日本お城。
築城したとされる武田勝頼は
甲斐国(かいのくに)で有名な
「武田信玄」の四男で、
戦国時代から安土桃山時代の
戦国大名。
英雄化されている父・信玄とは
対比の評価を受ける勝頼さん…。
戦国時代には
色々あったでしょうね~(~_~メ)
勝頼さんは1576年…
「長篠・設楽原合戦」という戦で
織田・徳川連合軍に大敗し、
奪われてしまったとさぁ~(T_T)
その後、家康により
「牧野城」と城名を改められ
後の戦の拠点となった諏訪原城…。
1590年、
家康が関東へ転封となった頃…
廃城になった…といわれている。
井戸なんかも残されたまま…
ここに湧く水が
当時の武将たちの命の水だった…
非常に広大な敷地…
城跡好きな俺とゴリ君…
「すげぇ~!」の連発(笑)
思いがけずに訪れた
諏訪原城跡
山城…と言われるだけに
本丸の先から眺める光景は
素晴らしかった…
晴れた日に見渡せたら
もっと感動したのだろうなぁ~
…先ほどの
フェンスの場所へ戻る時、
行きには気が付かなかった石碑が。
「良いモノを見させて頂きました…」
そんな気持ちで手を合わせる。
駐車場では
作業していたおじさんが
俺達が戻るのを
車で待っていてくれた。
「どこから来たの?」
「今日はどこへ泊るの?」
笑顔の素敵なお話好きおじさんだが、
今宵の宿泊先を告げると
「あそこは良いよぉ~(^v^)」
…と、
ニコニコで言ってくれる。
たまたま通りすがりに
話しかけたことがきっかけで、
予定もしていなかった
大好きな城跡の内部を堪能できた。
おじさん!
ありがとう!!
昇ってきた
旧東海道石畳道を
滑らないように再び下りました…。
☆☆ 海亀好きの航路より ☆☆