ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

先人の知恵が詰まった産業の起点

2016.12.17  13:30

守山八幡宮から
車で移動すること数分…

昨年の2015年7月に
世界文化遺産に登録された場所へ。


パソコンから
プリントアウトしたクーポンを持参し、
入場料が割引に(*^。^*)

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へ、やってきました(^-^)


反射炉…とは、
鉄を溶かすための溶解炉のこと。

鉄の溶解に必要な
千数百度もの高温を実現するため、

反射炉内の天井部を
浅いドーム型にすることで

炎と熱を反射して
材料(鉄)に集中させる…

だから「反射炉」というそうだ。

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江戸時代に作られた反射炉

ここで
造られたものは

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「大砲」です。


そうそう!

いきなり反射炉そのものを観ても
よく解らないと思います。

観覧料を支払う建物内で
事前に展示資料をみたり、
ミニシアターで放映される
映像を観てから
反射炉を観て下さいね。

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隈なく展示資料に
目を通す俺達…


少し知識を得てから観た
実際の反射炉

俺は個人的に
「え??
こんな小さな所で
大砲を製造できたの???」

…と、
唖然としてしまった。


大昔の日本で
色んな工夫を凝らし、
日本の産業の出発点となった

知恵の塊で造り上げられた
「モノ作り」の起点
なんだろうなぁ…。

こういうのを
最初に考えた人達の脳みそって
スゴいものです。

反射炉を考えたこと…
反射炉が造られたこと…
反射炉が実際に稼働していたこと…

その事実は
凄いことなのだろうけれど、

史跡や遺産として
保存をしていく今後もまた、

知恵を絞って
後世に伝えていくんだろうな…


☆ 海亀好きの航路より ☆