2017.6.1 15:30
島尻港から
バイクで真っ直ぐにホテルへ戻る途中、
また気を引くものが
目に入った…。
『大和井(やまとがー)』
宮古島には川がなく、
島に水道網が敷かれるまでは
自然に作られた洞穴か、
石灰岩の硬い岩盤を堀り進んで
地下水を得て生活用水にしていた。
この大和井は
役人・庶民・家畜…と、
それぞれの身分で
使える井戸が決められていて、
島の人々が使用したとされる井戸は
この穴のずっと奥へ入り込んだ井戸。
沖縄の島々では
「水汲みは女性や子供の仕事」
…と良く聞きますが、
宮古島だって同じ。
物凄い重労働だったでしょうね…
庶民が使用した洞穴部分より
ずっと奥の方には…
年月が経過した今でも
丁寧な石積みで作られたのが
はっきりと解る大和井。
これは
役人達が使用した井戸だそうです。
美しい石積みです!
当時は
仕方がなかったのだろうけれど、
「身分」…って…(;一_一)
ホント…
今は平和で
便利過ぎる世の中に
なったんだな~と、
感じさせられた場所。
☆☆ 海亀好きの航路より ☆☆