2017.6.3 13:30
さ、
そろそろホントに
バイクを返しに行かなきゃならん。
なのに
島の駅を出てから…
伊良部島へ渡る
伊良部大橋の方向へ(笑)
『久松五勇士顕彰碑』
久松五勇士(ひさまつごゆうし)…は、
日露戦争の時に行われた
日本海海戦に先立ち、
バルチック艦隊発見の知らせを
5人の漁師のこと。
当時、宮古島には
通信設備がなく、
通信施設のある石垣島まで
人力で伝達に行ったんですね。
170キロの距離を15時間…
サバニを漕ぎ続け、
石垣島の郵便局へ駆け込み…
電信が送られ…
伝えられたのだそうです。
170キロの距離を
サバニを漕いで行くって…
命がけですよね。
そんな5人の勇士の碑だそうだ。
そういうロマンのある話が好きで、
時間に追われているのに
寄り道しちゃいました(笑)
スタンドでガソリンを入れ、
長いこと俺を乗せて
いっぱい走ってくれた
愛車の「んみゃ~君」とは
お別れの時間…。
少し、
バイクに自信が持てたよ!
ありがとうね、んみゃ~君(^v^)
バイク店からは
徒歩で西里通りまで。
タクシーが停まっているだろう…
と、思ったが
居酒屋や焼き肉店など
夜に客が多い通りなので、
昼間はガラ~ん…(;一_一)
ヤバイ…
と、焦ることもなく
目に入ったホテルへ入り込み、
「すみませ~ん。
タクシーを呼びたいんですが…
番号教えてもらえませんか!」
と、フロントのお姉さんに話すと
ホテルでコールして呼んでくれました。
イヒヒ(^v^)
計算通りですねん!
空港まで1200円ほど。
搭乗手続きを済ませ、
毎度のことですが…
空港の障害者用トイレをお借りし、
持参していたタオルで
体の汗を水拭き…
汗ばんだシャツなどの
着替えをしました。
帰りのエアも
羽田まで直通便です。
このチケットも
9790円と
激安で予約しました(*^^)v
羽田行きの飛行機と同時刻に
他に2便が出発するらしく、
空港内は人に溢れて
出発ロビーは閉店セールの店のよう。
10分遅れで宮古空港を飛び
無事に羽田空港へ着きました。
そして今回初めて、
空港から地元の駅まで
リムジンバスを利用することに。
都内の山手線は
土曜日の夜なので
スゲ~込んでいるはず。
先ほど買ったばかりの
手荷物の島バナナや
島らっきょうを守るため(笑)
乗り換えも無く
座ったまま地元まで行けるって…
幸せ過ぎた(*^。^*)
こんなに楽ちんだったのね…
今までバスを利用しなかったことを
ちょっと後悔した(笑)
所沢駅でバスを降り、
電車で数駅…
最寄駅に着いてから
向かった店がある。
昨年の秋ころから
時々お邪魔している
地元の居酒屋です。
店のドアを開けるなり
『こんばんは~のただいま~!』
店の大将やスタッフさんに
「ずいぶん陽に焼けてますね」
と言われ、
「今、宮古島から帰ったんです」と。
自宅に帰っても
晩ご飯無いので…
飲みに寄ったのと、
土産を渡すために来ましたよ!
調理人の大将なので
美味しくして食べてくれるだろうと、
まだ畑の土が少し付いたままの
島らっきょうを渡すと大喜び。
他にも色々と土産を渡し、
1本づつ
島バナナもプレゼント。
喜んでテンションが上がった大将…
あぁぁ~…\(◎o◎)/
剥いちゃった…(笑)
まだ青くて
食える状態ではないバナナを
勢い良く剥いてしまった…(笑)
でも、
面白そうだから
そのまま黙っていた俺(^_^;)
嬉しそうにバナナをかじった大将は
どんどん表情が困惑していく…
客からの土産物だから
悪く言えない…という心理と、
正直に言いたい心理と…
困り果てていた(笑)
「大将!まだまだ青いし、
食える状態じゃないんですよ~」
「えぇ!?そーなのぉ??」
「だって黄色くないじゃないですか(笑)」
「こーゆーモノだと思ってたよ!」
解ってて黙っていた俺も悪いけど、
そんなに直ぐに
皮をひん剥くとは思わなかった…(^_^;)
店内は大笑い
長い休暇で島旅をし、
休みの最後に
地元の居酒屋で楽しみました。
今回の宮古諸島の1人旅…
長きにわたり
「僕の思い出旅」へ同行してくださり
ありがとうございました(*^。^*)
お ・ し ・ ま ・ い
☆☆ 海亀好きの航路より ☆☆