2017.7.28 18:20
久米島旅滞在2日目の夕方…
史跡や歴史の好きな俺にとって
この時に訪れた場所が
今回の旅の1番の土産になったかも。
滞在中2日間、
島のナビゲーターをしてくれた母ちゃんが
居酒屋へ行く前に
連れて来てくれた場所のひとつ…
2日間通った居酒屋も
この「鳥島」という地区にある。
居酒屋の駐車場で車を降りると
先ほどまで一緒に釣りをした
クバ笠オジさんこと
店のマスターと遭遇。
マスターの鼻先は
日焼けで赤くなっていた(笑)
「後でね~(^O^)/」
…ってな感じで
鳥島集落の散策へ。
トボトボ歩きながら
この鳥島集落のことを
母ちゃんが話してくれた…
(画像はHPより)
見晴らしがよく
沖縄らしい光景とは
また少し違った雰囲気の鳥島地区。
この鳥島集落のこと…
旅を終え自宅に帰ってから
1番最初に調べた俺のお土産(*^。^*)
旅へ出向くたびに
その旅先の歴史や史跡について
色々と調べて学ぶのが
旅から帰った後の日課のひとつになった。
元々この場所は
ソテツやアダンが生い茂る荒野だった。
ある災害をきっかけに
荒野だった場所が
『移民の町』
として開拓され、
今に至っているそうです。
『硫黄鳥島』(いおうとりしま)
という島をご存知ですか??
14世紀後半から
明王朝(現在の中国)へ進貢する
硫黄の産地として知られ、
琉球王国が滅亡する19世紀まで
明(みん)・清(しん)朝の朝貢関係を繋いだ
重要な島だったという。
かつては単に「鳥島」と言われたが
同じ名前の島…
ややこしいもので
日本にはいくつもありますね(~_~;)
硫黄鳥島は
色々な呼ばれ方をされてきましたが、
たくさん存在する「鳥島」と
区別をするためだったんでしょうかね。
山羊が逞しく生きているそうです。
つい先日、
長寿台風として
日本の各地に爪痕を残した台風5号。
崖崩れによって集落が孤立し
今なお不便な日常を送っている
鹿児島県に属する奄美大島から
とても近い硫黄鳥島…
硫黄鳥島は鹿児島県ではなく
沖縄県の最北端の島だそうです。
200キロも離れた久米島の
久米島町に属するそうだ…
「久米鳥島」とも
言われたりするんだって。
話が「硫黄鳥島」に傾いてしまったが、
移民の町となった
活火山島である硫黄鳥島の
「噴火」に理由があった…
続く…
☆☆ 海亀好きの航路より ☆☆