2019.9.2 8:30
昨年夏より
那覇からの飛行機が就航され、
海路だけでなく
空路でも沖永良部島へ来ることができ、
限られた日数で訪れる旅んちゅには
とても有り難い。
しかしながら…
飛行機の便数は言わずとも…(^_^.)
4泊させて頂いた
ホテルシーワールドをcheck out。
来島した時と同じように
路線バスを利用し空港へ向かいます。
小さな島の空港は
早めに来ても閑散としているのです。
都市部のように
空港で食事でもしながら
搭乗時間まで過ごす…
というような思いは皆無ですな(^_^.)
ま、
それは解っていて
早いバスで空港まで来たのには、
気になった場所があったから…
グーグルマップなど
地図の航空写真で見ると
もっと解りやすいんですけどね…(^_^.)
飛行機の時間までは
た~っぷり時間があるので…
空港のロータリーから
ぐるぅ~っと滑走路の外側の道を回り
海沿いへ出ます。
(HPより引用)
(HPより引用)
『岬大明神』
空港滑走路脇…
海に面して建てられている神社。
今回、
島旅に来ていて
神社での参拝は南洲神社だけだったな…
せっかくエラブに来て
晴天に恵まれた旅なのに、
島の神様へたいしてご挨拶をしていない…
…昔、
島北部の国頭という集落に住む漁師が
海の中で「光る石」を見つけたのだと。
その石を持ち帰り枕にしていたら
大漁の夢を見た…。
翌日に漁に出てみると
夢の通りの大漁!!
その石を
神社を建てて祀ると
今度は米が豊作に!!
後に、
海の中で拾った石なのだから
海の側にお祀りするのが良い…
ということで、
現在の場所に移されたそうだ。
島の集落に
大漁と豊穣をもたらした神石が
お祀りされている神社なのですね…。
島を走り回って思いましたよ…
地下水が豊富で
いたる所で湧水が流れ、
漁業と農耕の島なんだな~って(*^_^*)
数日間滞在し、
島で育ったものをたくさん頂きました。
黒糖焼酎、
島野菜、
海の幸…
島の恵みを頂けたことも含め
島を出る直前に
感謝の気持ちを込めご挨拶を。
そして空港へ戻ります。
島賛の令に反し
流刑となった西郷隆盛公が、
雨曝しの格子牢で死と向き合い
そして
土持正照により救われ…
座敷牢での生活となってから
「世のため国のために働きたい」
…と
『敬天愛人』
の指針が確立された沖永良部島。
西郷隆盛と聞くと、
真っ先に鹿児島県の城山…と思いますが
こうやって少し外側から
歴史上の人物の軌跡を辿るのも
凄く刺激を受けるものです。
良い島だったなぁ…(*^。^*)
小さな搭乗口です。
ケイビングの上級者コースも
是非チャレンジしたいのだ!
名残惜しい気持ちもあるが…
また来ればいい!!
11:05
定刻にて
エラブをtakeoff(^O^)/
空から眺める珊瑚礁…
画像中央の和泊港と
港のすぐ左上のブルーの屋根…
宿泊したホテルだ…
シュノーケルや鍾乳洞で
楽しませてもらった知名町…
足を着けた地下に
太古の昔 何億年…
という歳月をかけて形成された
神秘的な世界が広がる
「輝石の島」
まだ体力のある元気なうちに
また来るぞ! (^O^)/
☆☆ 海亀好きの航路より ☆☆