ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

崩れ果てたグスク

H28.5.31   

景色の良いてぃーだ橋を後に
山を登り島を北上。

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僕のテキトーマップで説明(^_^;)

てぃーだ橋から242号線を登り、
比屋定バンタの方へ向かって走ると…
「上阿嘉」というバス停がポツリ。

左側には集落があり、
細い道へ入ってみました。

集落内には
どこからか…
沢のような水の流れる音がする。
この辺りに湧水が湧いているらしい。

バイクで走り回ってみたが、
ここだ!!
という場所は見つけられなかった。

通りすがりに
チラっと見えただけだが、
蛇口が幾つか付いた
公共の水汲み場らしい場所があった。

生活用水に使用しているのかな…
山の恵の湧水…
「阿嘉の清水」は飲料水として
販売もしているそうだ。

久米島は海だけじゃないね(^-^)

上阿嘉の集落を抜け、
島を縦断するように繋がる道を走り
今度は島の西部地区エリアへ向かう。

途中で
リサイクルセンターなどを横切り
サトウキビがそちこちに生えていた。

山から下りてくると
いきなり空が明るくなり、
お日様ギンギンでしたよ。

向かった先は…
久米島博物館」

バイクを停め博物館に入ろうとすると、
向かいに城跡があることを知る。

まずは城跡へ…

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「伊敷索城跡(ちなはじょうあと)」

この漢字でどうして
「ちなは」と読むのか…
沖縄の感じの読み方は独特すぎて
なかなか難しい(-_-メ)

正面の木には張り紙が…
「ハブに注意!」 と。

どうやって注意すればいいの??

でも、
ハブが近くに居ても…
体長の半分くらいの距離をとっておけば
噛まれることはないという。

昼間は
ハブもそんなに活動しないでしょ…

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最初の階段を登ると
あとは茂みと崩れた石垣があるのみ。

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石積場と思うような
崩れた城門跡は
今では城だった面影が薄い。

昔の沖縄の戦国時代…
三山時代(さんざんじだい)に
築かれた城らしい。

城の守り神として
「イベ」が祀られているようだが、
所在は不明だという。

※「イベ」…御嶽の中心部
  イビとも呼ばれる

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城壁は崩れているものの
城門だった面影が少しあるかな…

どんなグスクだったのだろうか…

興味が湧くが
想像ができないくらい
何も無い場所になってしまっていた。

☀ 海亀好きの航路より ☀