ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

旅の最大のメイン会場

2019.12.5    14:30~

 

 

1泊2日のくせに

移動距離のある今回の旅。

 

まだ昼を過ぎたばかりの午後14時だが、

可能な限り早く宿泊先に到着したい。

 

何故なら…

 

宿泊場所こそが

僕の企画した旅の

最大のメイン会場だから。

 

 

三保松原を出発し

高速道路を使わずに下道で…

もう少し季節が進めば

「イチゴ狩り」で賑わう

150号線を海沿いにひたすら西へ♬

 

 

ハンドルを握るよしこさんは

自信が無かった数時間前とは別人になり、

皆の命を守るドライバーに転身!

 

ゲームのドラゴンクエスト的に言うと…

 

『よしこは

 大きな車の運転で

 どこまででも行っちゃう

 スキルを身につけた…』 (笑)

 

 

美味しいランチを食べた後なだけに

しばらくすると車内が静かになる…

 

 

真横を観ると

 

 

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ネェネェが寝落ち…

 

 

ん??

 

動きが落ち着いたなぁ~

と思ってたら、

 

助手席のパパさんも寝てた!!(笑)

 

 

ま…

後ろまでは振り返りもしなかったが、

ほのぴも絶対寝ていたと思う(笑)

 

何なんだ!

このレンジャーたち(@_@;)!!!?

 

 

「遠慮」「忖度」「やせ我慢」

「気遣い」…

 

そんな言葉は彼らの辞書にはない様子(笑)

 

食って気持ちよくなったから…

寝た…!

 

それだけのことなのだろうが、

 

本能に逆らわない生きざまは

僕からすると

リスペクトすべきものだな(^_^.)

 

 

僕は…

もう20年以上も前のことだが、

 

学生時代に所属していた部活動で

大学ノートがビッシリ埋まるほど、

理解不能な「部則」なるものがあった。

 

いわゆる

体育会系の理不尽なルールで、

今では後輩イジメ…ですな(^_^.)

 

 

遠征の移動中、

電車の席がガラガラでも座ってはいけない。

 

吊革などに掴まってはいけない。

 

列車内で上級生がいたら

部活の先輩など関係なく

お尻を向けてはいけない。

 

片足重身で立っていてはいけない。

 

どんなにたくさんの手荷物があっても

肩に掛けず

片手で全部を持たなければいけない。

 

…(笑)

 

 

今でも笑っちゃうくらい

どんどん出てくる変な部則。

 

 

理不尽しかない規律の中で

軍隊のような環境にあった僕は

 

良いか悪いかは別として、

異様なタフさが身に着いた。

 

だから、

皆が当たり前のように寝てしまった光景に

驚く気持ちもあったな…。

 

でもさ、

誰も文句を言わず

そういうのを理解し合っている

レンジャーたちを

 

「良い関係だな~」

 

…って思った(*^。^*)

 

 

うたた寝から1人が起きると

不思議と次々に皆が起きる光景も

一人面白く観察させて頂きました!

 

 

静岡県焼津市辺りから

今度は進路を変えて北上し始めます。

 

 

SL好きの鉄道アニアでは

知らない人はいないだろう…

 

大井川鉄道が走る大井川(おおいがわ)。

 

海っぺりから

今度は山へ向かって昇っていきます!!

 

 

雨が少なくなったこの季節…

大井川の水量もホントに少ない。

 

でも、

先の台風19号

この川も相当な被害を受けたのだろう。

 

辺りの山々は

がけ崩れを起こしたであろう

ハゲ山の部分がチラホラ。

 

大井川の河川には

所々に重機がおり、

補修作業をしている様子が見受けられた。

 

 

僕らの地元では

大きく報道をされていないけれど、

この辺りだって

大きな被害を受けた場所のはず。

 

何も考えていなかったが、

僕たちが旅に来たことで

この界隈に少しでも貢献できていたのなら

嬉しいことです(*^。^*)

 

 

前以て調べておいた

宿泊場所の直ぐ手前にある

セブンイレブンに立ち寄り、

 

氷や冷えたビールなど

ちょっと足りなかったものを購入。

 

目の前のガソリンスタンドで

埼玉から頑張って走り続けてくれた

エリシオン君にも

「ハイオク」のご飯を給油!

 

 

寄り道しながらも

たどり着いた宿は

 

 

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(画像はHPより)

 

川根温泉ふれあいコテージ』

 

 

川根(かわねちょう)

という町は茶の産地で有名です。

 

僕が暮らす地域も

狭山茶」という茶処。

 

このあたりは

TVや雑誌などで紹介される

「夢の吊橋」

でも知られた場所ですよね。

 

そして、

温泉地でもあります。

 

 

今回僕は2度目の利用となりますが

 

予約後に郵送された案内書をみたら、

前回宿泊した棟と全く同じ棟だった…。

 

 

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(※画像は2016年の旅の時のもの)

 

 

敷地内には

宿泊人数に応じて

大小様々な10棟ほどのコテージがあり、

 

今回も利用させてもらうことになった

このコテージは

『江松』 という棟です。

 

 

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(※画像は2016年の旅の時のもの)

 

 

窓を開けると目の前に

大井川鉄道の線路…

列車が走り過ぎるのを

コテージから眺められます。

 

 

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(※画像は2016年の旅の時のもの)

 

 

キッチン付き、

檜風呂(内風呂)付き、

窓ガラスの奥は露天温泉風呂。

 

 

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(※画像は2016年の旅の時のもの)

 

 

コテージ滞在中は

この露天温泉が自分達だけの温泉に。

 

 

全く同じ棟になったのも

何かのご縁なんだろうな…

 

変わっていないな…と思ったけれど、

1つだけ変わっていたモノに

気が付いたんです。

 

 

ダイニングスペースに

飾られていた写真の額…

 

 

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(※画像は2016年の旅の時のもの)

 

壁に掛けられた写真なのか?絵か??

この時は茶畑のようなものでしたが…

 

今回は

SLの写真に変わっていました(*^。^*)

 

 

check in後、

 

たくさんの荷物を運びこみ…

それぞれラフな格好に着替え…

 

 

まずはやっぱり

コレだよね(*^。^*)

 

 

「よしこさん、

 運転お疲れ様でした!」

 

乾杯! \(^o^)/

 

 

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☆☆ 海亀好きの航路より ☆☆