ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

絶滅危惧種を観られる博物館

2019.6.19    7:00

 

朝食を喰らいに

ホテル内のレストランへ。

 

エレベーターから降りると、

大浴場の温泉からあがってきた

旅友の2人と入れ違いに。

 

ホテルを満喫してくれているんだな…

 

予定より1時間ほど早く

出発となった2日目。

 

check out後に向かったのは、

ホテルから車で数分

 

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斜里町立知床博物館』

 

決して広い博物館ではないのですが、

展示されている剥製や

遺跡から出土した品々など、

クオリティの高い博物館です。

 

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ヒグマの剥製…

 

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冬のハンター「オオワシ

 

それ以外にも

アザラシやトド、

キタキツネやエゾシカはもちろん、

エゾフクロウやエゾリス…などなどと

多くの剥製が展示されている。

 

昔のアイヌの生活も

垣間見ることができます。

 

でも、

俺がこの場所に来たかったのは…

 

この時期にたった数日間の滞在で

観ることはできないであろう生き物を

旅友に観て欲しかったから。

 

 

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(※HPより)

 

オオワシ

 

アイヌ語

「カパッチリ・カムイ」と言い、

ワシの神という意味。

 

翼開長時は

2m~2.5mもの大きさ。

サハリンやアムール川辺りで繁殖し、

越冬のために渡来する冬鳥。

 

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(※HPより)

 

オジロワシ

 

アイヌ語

「オンネウ」と言い、

老大なもの…という意味らしい。

 

尾が白いワシなので

オジロワシ…。

 

このオジロワシ

オオワシほどではないが、

翼開長時は2.3mほどの大きさ。

 

大きな鯉を掴みながら飛行してしまう

まさしくハンターです。

 

この2羽は

環境省レッドデータブックによると

絶滅危惧Ⅱ類…

あまり詳しくはないが、

希少な生き物なのですね。

 

 

そんな希少である

オオワシオジロワシが、

博物館敷地内で保護飼育されている。

 

怪我などで

大自然に帰れなくなった子が

人の手によって飼育されているんです。

 

間近で見ることができ

おすすめな場所です(*^。^*)

 

俺の勝手な感想ですけど…

オオワシの方が気性が荒いのかな?

 

落ち着きなくバタバタしたり、

威嚇??みたいな

大きな声を出したりします。

 

真横の檻に居るオジロワシ

その場をジッと動かず…

堂々たる姿に観えました。

 

ま、

近くで観ると

 

デカイ…(@_@;)

 

の一言に尽きる。

 

 

北海道は

ヒグマ、キタキツネ、エゾシカ

だけではありませんよ!

 

陸、海、空…

 

それぞれに北らしい生き物が

大自然の中で逞しく生きているのを

思い知る!

 

 

博物館の入館料は

たったの300円!

是非是非、訪れてみて欲しいです(*^_^*)

 

 

☆☆ チュプカムイの航路より ☆☆