ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

時の経過を感じた「再建された大鳥居」

2022.5.31 13:30

 

 

美味しい昼食を堪能し店を出ると…

せっかく止んでいたのに

再び雨がシトシトと…(-_-;)

 

さて、

次なる目的地は

僕にとってはこの旅で1番楽しみの場所。

 

6年前、

散歩感覚の一人旅で同じ茨城県へ行きました。

その際に利用したローカル列車で

「この列車であそこへ行けるんだぁ…」

と知ってから、

ジワジワと訪れたい気持ちが芽生えたんです。

 

 

鹿島神宮常陸国一之宮』

 

 

今回の行先にチョイスしてから

鹿島神宮について凄い興味が湧き、

ネットで色々と下調べなんぞを始め…

 

そのうちに

鹿島神宮の御祭神について調べ…

気が付けば深掘りし過ぎて

神代時代の「天孫降臨」についてまで遡り…

古事記まで目を通すという始末(笑)

 

興味を持つと

読む気にもならなかった「古事記」が

凄い参考になり、勉強になった…。

 

その集中力…ったら

自分自身でも「病気のよう」と思う。

 

旅を共にするユイ君に

旅のしおりなんぞを作成したのですが、

そのしおりに

鹿島神宮にまつわる下調べの資料をはさみ、

押し付ける有り様(~_~;)

 

無駄に熱の入ったしおりを手渡された時、

たぶん…

それを見たユイ君は内心引いたかも(笑)

 

 

それだけ楽しみだったんです(*^。^*)

 

 

蕎麦店から霞ヶ浦南側を走り

車で約1時間程…

太平洋方面へ一気に向かいます!

 

 

(画像はHPより)

 

14:30頃 到着!!

 

周囲に駐車場が点在していますが、

場所により

有料・無料と違うのでご了承下さい。

 

僕らは鹿島神宮大鳥居脇の

「参拝者第一駐車場」を利用。

前払いで300円の駐車料金がかかります。

 

平日で天候もいまいちだったし

時間帯もあるのかな??

殆ど参拝者はおらず閑散としていました。

 

 

画像に写る

鹿島神宮大鳥居」ですが…

 

(画像はHPより)

 

まだ記憶に新しい

平成23年3月11日午後2時46分

東日本大震災

 

茨城県鹿島市震度6弱の揺れをもたらし、

大鳥居根本部に亀裂が発生。

そして30分後に大きな余震により

御影石製の大鳥居は倒壊に至った…。

 

昭和43年に竣工し、

国産の花崗岩の鳥居としては

日本一を誇るものだった…と言われている。

 

 

現在の大鳥居は

境内から杉の木4本を切り出し、

山形県酒田市の木工場へ輸送…

 

木匠により大工仕事を模した動きで奉納され

乾燥・加工・再建まで祭事を重ね、

平成26年6月1日に

震災から3年の時を経て竣工されたという。

 

 

この辺りも

当時は大きな被害が出たのですね…

 

訪れる前に

この鳥居のことを学んでいたので、

訪れたときに良く眺めてみました。

 

完成間もない時は

もっと新鮮な木材の色合いだっただろう…

 

 

僕が見た大鳥居は

その時から年月が経過していることを

素直に感じられる姿でした。

 

後世に歴史の一つとして残る

あの未曾有の大震災から

既にそれだけの時間が過ぎているんですね…

 

これから時が経つにつれて

益々、木製ならではの味わい深い鳥居に

変化していくのだろうなぁ…

 

続く・・・

 

 

☆☆ ティダぬファ~のわたるより ☆☆