ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

御祭神の荒魂より頂戴した「運・知・貢(うん・ち・く)」

2022.5.31 15:15

 

 

観光スポット「鹿島神宮」の続きVol.8

 

 

大鳥居から参道と奥参道を進み一直線。

巨木が茂る中に佇むのが

このパワースポット。

 

 

 

訪れた順序が前後してしまいますが、、、

 

こちらが

『奥宮(旧本殿)』

 

鹿島神宮にお祀りされている御祭神

武甕槌大神(たけみかづち) 荒魂」の社殿。

 

現在の本宮社殿が

徳川2代将軍秀忠公により奉建されるまでは

 

初代将軍の徳川家康が奉納したこちらが

本宮社殿であったのですね…。

 

 

賽銭箱に記されている

左三つ巴の神紋が

シンプルながら惹かれます。

 

元祖鹿島神宮は厚い信仰とともに

どんどんと立派に

建て替えられてきたんですね…

 

 

参拝を済ませると

気付かずにその先の

「要石」や「御手洗池」へと

進んでしまいそうですが…

 

奥宮の向かいにある売店の前辺りに

 

 

ポツンと…

 

「御百度標」

 

百度参りをする際の標です。

 

標の上の穴に

石を置きながら数を数えるのだとか…

 

現在も早朝などに

百度参りをされる方が

いらっしゃるそうです(*^。^*)

 

 

旧本殿や社殿、

楼門などを建てたとされる

徳川家代々の将軍たちも凄いですが…

 

そんな名高い方々が

厚く崇高し社殿を奉建するずっとずっと前から

この鹿島神宮は存在しており、

 

 

鹿島神宮を創設した人物は

神武天皇(じんむてんのう)』

 

あの有名な

天照大御神(あまてらすおおみかみ)の

孫の次の玄孫(やしゃご)の次の…

来孫(らいそん)という5世後の子らしい。

 

皇室による皇紀上では

神武天皇は日本で初代の天皇とされ、

日本書紀に基づく明治時代の計算によると…

 

(@_@;)!!?

 

天皇即位日は

西暦 紀元前660年2月11日

 

紀元前…です。

 

実在されたのか…事実なのかはさておき、

127歳 没  とされているとのこと。

 

令和元年(2019年)5月1日に御即位された

現在の天皇陛下 「徳仁(なるひと)さま」が

第126代目だそうです。

 

初代天皇神武天皇の即位日が

2682年の時を経てなお

建国記念日」となっているんですね。

 

 

天孫降臨が成される前、

 天上界から武甕槌大神タケミカヅチ)が

 天照大御神(アマテラス)の命を受けて

 荒れていた地上界へ降り立ち、

 地上界を平定し国譲りの交渉を取り付けた。』

 

 …という伝説に対する尊敬や、

 

神武天皇は東征の半ばにおいて

 思わぬ窮地に陥られたが、

 武甕槌大神の韴霊剣(ふつのみたまのつるぎ)の

 神威により救われた…。』

 

…という神恩に対する感謝の意から

 

神武天皇

天皇即位の年(皇紀元年)に

武甕槌大神を鹿島の地に勅祭し

鹿島神宮を創設した…ということです。

 

日本は神の国

なんて良く耳にしますが…

皇室(や、皇室のご先祖である神々)の

成り立ちからそう言われるのですね(*^。^*)

 

鹿島神宮

日本の皇紀と同じ年数の歴史を持つ古社。

 

初めて神社の格式が決まったという

平安時代の「延喜式(えんぎしき)」から、

伊勢神宮」の他に神宮と呼ばれたのは

鹿島神宮」 と 「香取神宮」 だけ。

 

※因みに

 伊勢神宮の御祭神は

 知る人ぞ知る「天照大御神(アマテラス)御霊」

 香取神宮の御祭神は

 武甕槌大神と一緒に地上の平定に貢献した神

 「経津主大神(フツヌシ)」

 

 

ヤマトタケルノミコト

サルタヒコ、

コノハナサクヤヒメ…

 

色々な神の名を耳にしたことはあるけど、

それらの神よりもずっと先代の神々が

神話とされている時代に成されたことを

 

今回の鹿島神宮へ訪れるに当たり

少しばかり知ることができた。

 

 

また、

鹿島神宮

天孫降臨にて神々が降り立ったとされる地の

高千穂神社を結ぶ直線上には、

 

伊勢神宮

「富士山」

明治神宮

「皇居」が並び、

 

夏至の日に

太陽がこの鳥居から西へ進むことから

 

『日本最長のレイライン(光の道)』

 

とされており、

 

その入り口にあたることから

 

鹿島神宮

『すべての始まりの地』

と呼ばれているのだそうです。

 

 

鹿島神宮の記事になってから

長々と綴ってしまいましたが…

 

訪れる前に自分なりに調べ、

訪問して実際に観て、

旅の後にまたこうやって綴る…

 

益々神社や神様について

興味が湧いてきました(*^。^*)

 

また時期を改め、

現在進行中の社の大改修を終えた頃に

列車と徒歩でゆっくり

隈なく散策できたら…と思っています。

 

境内の摂末社には

 

 

ハート型にくり抜かれた石燈籠や

 

 

(上記2つの画像はHPより)

 

なぜ???

…と首を捻ってしまいますが、

 

ミッキーマウス型にくり抜かれた

石燈籠も鎮座しているようです(笑)

 

 

今回の訪問の最後に授与所に立ち寄り

お守りを頂き、

おみくじも引きました。

 

 

 

久々に見た

『大吉』 \(^o^)/

 

 

この日を機に

何かに対して身を持って尽くす…とか、

少しずつ僕の中で

変化や進化が始まるのかもしれない。

 

鹿島神宮

「人生のターニングポイント」だから。

 

行くことが出来てホントに良かった(*^。^*)

 

 

☆☆ ティダぬファ~の わたるより ☆☆