ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

壺屋の拝所

2017.11.2   17:40


続けて
「壺屋やちむん通り」の記事です。


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国際通りから15分くらいかな…

やちむん通りは約400mの
短い通りですが…
畳石の道やカフェ、
もちろん焼物の店舗がズラリ。

この壺屋の町は…
300年以上もの歴史があるそうです。


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ちょいと細道に入れば
沖縄らしい光景(*^。^*)

日々の生活の中で
こんな道を歩けたら良いのに…


因みに画像正面の建て物は

『東ヌ窯(アガリヌガマ)』
と呼ばれる窯と
同じ敷地にある「新垣家」

昔からの住宅形式を残す家屋だそうです。


新垣家敷地内にある「東ヌ窯」は、
現在保存のための修復工事中らしく、
窯の様子は観ることが出来ませんでした。



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『ビジュルグヮー』

ここにもパワースポットが!

この土地や集落を守る
タチクチ(村建て)の神を祀っているそう。


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なんだか…
ちょっと ピーンと背筋が伸びる場所。


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現代的な生活空間の中に
ポツンとこの部分だけが
異様な存在感を放つ…

『東ヌカー(アガリヌカー)』

※カー:井戸


村ガー(共同井戸)の一つで、
壺屋村が出来たとされる
約300年前に
最初に掘られた井戸だそうです。


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戦後、水道普及するまでは
村の人々にとって
貴重な飲料水だったんですね…。

今でもポンプを動かせば
水が出るそうだ。


沖縄の島々は
そう遠くない最近まで
「水」に苦労をしてきたんですよね。

昔から
水のある場所を聖地として大切に思い、
その場所を「拝所」としている島人。


いつもいつも
沖縄県へ訪れるたびに
自分自身の今の生活の有り難さを
感じさせられます。


壺屋には
全部で9か所もの拝所があるそうですが…
寄り道ばかりしてきたので、
今回は全て訪れる時間が無かった(T_T)


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とても狭い集落内の生活道…

苔むした石垣…
これもまた萌えますなぁ~❤

噂によると…
この辺り、5~6月頃になると
たくさんの蛍が観られるそうだ。


きっと幻想的なんだろうな~


☆☆ 海亀好きの航路より ☆☆