ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

「七つボタン」の制服

2022.5.31 10:00

 

 

予科練平和祈念館」 観覧の続き②

 

こちらの施設ですが、

コロナ感染症の対策のためなのか…?

団体観覧者たちの対応のためなのか…?

詳細は解りませんが、

事前予約が必要でした。

 

ご訪問を予定の方は

ホームページを参考にするか

直接☎での確認をすると良いと思います(*^。^*)

 

 

 

(画像はHPより)

 

(画像はHPより)

 

予科練志望者の憧れとされた

「七つボタン」

 

世界の七大洋を表したもので、

海を越えて大空を駆け巡る大いなる期待が

込められているという。

 

ボタンには

「桜と錨(いかり)」の模様があしらわれている。

 

日本の海軍!

…っていうデザインですね。

 

憧れ…って不思議なもので

本質も解らないくせに

外見に惚れてしまうのは

時代問わずにあるあるなことだったんですね。

 

建物内は撮影禁止。

 

訓練生の憧れであった制服の

七つボタンをモチーフに

「入隊」

「訓練」

「心情」

「飛翔」

「交流」

「窮迫」

「特攻」

…という七つの空間から構成された館内です。

 

 

この博物館に展示されている画像は

昭和を代表する写真家

「土門 拳」という人が

土浦海軍航空隊に泊まり込んで撮影した写真

42枚が展示されています。

 

どの画像も

凄く活き活きとした表情の訓練生たち。

 

 

 

 

(画像はHPより)

 

ひとつひとつのモチーフに沿って

解りやすく展示されています。

 

七つボタンの予科練制服は

最初はまた違った制服だったそうです。

 

当時予科練の募集要項が

海軍士官を育成する海軍兵学校と謙遜無かったため

予科練は新設された海軍士官育成所だと思って

入隊を志願する少年が多くいた。

 

ところが、

フタを開けてみれば

与えられた階級は「海兵団」で、

訓練中の新兵士らと同じ最下級の四等水兵。

 

制服も水平服…

不満が噴出した練習生たちは待遇改善を要求したが

その中で唯一七つボタンの制服だけが叶ったのだそう。

 

 

☆☆ ティダぬファ~わたるより ☆☆