H27.12.4
しつこいようですが…
「勝連城跡」の記事続き…(笑)
二の曲輪(にのくるわ)にある
「ウシヌジガマ」。
「ウシヌジ」とは
身を隠し、凌ぐ…
という意味があるそうです。
前回の記事で触れた場所で、
一の曲輪の「玉ノミウジ御嶽」の脇と
このウシヌジガマが繋がっています。
この城主であった「阿麻和利」は
ここを抜けて読谷村まで
逃げ延びた…なんていう説もある。
ここの城主は
あの穴から
逃げまくって生きていたんですね(笑)
また、
別の資料で知った話では…
大昔…
まだ空気が上昇するしくみが
知られていなかった頃なので、
玉ノミウジ御嶽で
調理でもしていたのかな…?
洞穴(下)から風が吹きあがってくる…
という仕組みから、
使用していた火が天高く
ボォ~ボォ~しちゃったんでしょうね…。
その光景に当時の人々は
「ヒヌカン」…(火の神)と表現し、
今でも火ヌ神を祀る拝所が残ります。
綺麗に積まれた石垣の脇に
誰かさんのお忘れものが…(笑)
城跡内にスクスク育つソテツの横に
麦わら帽子が…
城の記事になると
エンドレスになりそうなので、
今回の記事で終わりにしますね(^_^;)
先に触れた工事現場の画像ですが…
実は
発掘調査を行っていたんです。
今でもどんどん遺構や遺品が
出土されているんですね。
こういう現場を間近で見られるのも
貴重なことです。
…そぉいえば…
城壁の上をフラフラしている時、
レアなものを見つけました。
解りますかね??
画像のやや下方に写る大き目の岩。
良く見ると…
いくつもの貝殻の形の痕があります。
これも貴重なモノなのかな??
順路から外れた
危険な場所に転がっていたものです。
静かにそこにあったので、
オレはそのまま
そっとしておくことにしました。
「ずっとここに居たんだもんね」
…そんな気持ちだったのかな(*^。^*)
★ 海亀好きの航路より ★