ティダぬファ~『WATARU』

毎日が旅だったらいいのに…

「七色ムーティ」の伝説が残る橋

2017.11.2   15:00


壺川駅を降りてから
あちこちをキョロキョロし…

途中休憩をしながら
歩き続けること40分。

急遽寄り道したくなった場所へ到着!

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『真玉橋(まだんばし)』


以前、ブログで記事にした場所。

沖縄県では歴史教育の一つとして
きっと幼時に絵本などで
知っている人が多いのかな…?


以前の記事をそのまま記載します(*^。^*)


「七色ムーティの伝説」


ある哀しい伝説がある…
真玉橋は、元々は木造の橋だった。

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橋は風雨に弱く、
架けたはしから流されてしまっていた…

役人が困り果てていたところへ
ある1人の祝女ノロ)が
神様のお告げを聞いた。

…子年生まれで
七色の元結いをした女を
人柱にすれば 橋は安泰…

というお告げだった。

役人は人柱にするため
近隣の村の女を調べたが、
条件に合う女がみつからない。

最後にお告げをした祝女ノロ)を
調べたら…

実は条件に合うのがその人本人だった。

結局
その祝女は人柱にされてしまい、
真玉橋が建った…

それ以降
橋が壊れる天災が起きていない。

…という伝説。


伝説のお話なので、
実際に人柱にされたかはさておき…

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琉球時代 第十一代の
尚貞王(しょうていおう)という
王様の時代だったころ、
石造りの橋を建設したそうです。

老朽化にともない
新たに建設し直された現在の橋の脇には

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モニュメントとして
昔の橋の遺構が残っている。


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今の時代に生きる者は
今の真玉橋で記念撮影かな(笑)


1年ほど前に
この真玉橋の伝説を知り、

モノレールから見えた川で
突然思い出してやって来た場所。


駅からずいぶん歩いたけれど、
知った歴史に実際に触れられて感無量!


帰り道も再び歩いて駅まで向かいます。

暑さのあまり
途中の漫湖公園

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既に時刻は
16:00になろうとしている。


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モノレールが通った先に…


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傾く陽が…


この旅では
まともに太陽が観られなかったが

旅の最終日に
大好きなお日さまがずっと照ってくれた。


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まだ時間は早いが…
この後行く場所は陽が見えなくなる。

ここでサンセットだな…(*^。^*)


☆☆ 海亀好きの航路より ☆☆